遺品整理と提携業者

遺品整理と提携業者

インターネットで探す遺品整理業者

遺品整理と提携業者

全国には様々な遺品整理業者が存在ます。
全国展開している遺品整理業者や地域密着型の遺品整理業者、しかし、最近では、各地に点在する提携業者を紹介して手数料で運営しているサイトが増えてきました。

こういった遺品整理業者の実態は、電話対応した会社と実際に作業する会社が異なるため、紹介手数料と参加する業者からの広告収入で成り立っており、実際に作業する会社の実態をすべて把握して紹介しているかは不明です。
一度はご覧になったことがあるかもしれませんが、 ”遺品整理紹介サイト” や、 ”遺品整理一括見積サイト” などです。

紹介サイトによって紹介される遺品整理業者の中には何の審査もしていない悪徳業者も存在します。
もちろん、誠実な業者も存在しますが、そのような場合、紹介サイトや一括見積サイトによって決められた遺品整理料金を無理強いされ、結果作業できないといったケースも存在します。

一方の地域密着の遺品整理業者は、自社で看板を出しているのが安心できるメリットになります。
電話対応、現地の下見から実際の作業までを行うため、比較的素早く動くことができます。

遺品整理詐欺に注意

実際に作業するように見せかけた紹介サイトも存在します。
そのような場合、会社概要を見てみるといいでしょう。

会社概要にはその遺品整理業者の本店所在地や代表者が記載されています。
全国展開している業者やフランチャイズ展開している遺品整理業者なども各支店が存在していますので、その所在地が記載されているかを確認することが重要です。
合わせて、その地域の市外局番があるかも重要です。

紹介サイトと合わせて増えてきているのが ”遺品整理ランキングサイト” です。
遺品整理を行っている会社は全国に6,000以上あると言われていますが、何の基準で何社調べたのかまったく信憑性のないサイトが横行しています。
これはほとんどが、自社サイトの自作自演と思っていいでしょう。

考えても見てください、遺品整理とは、故人やご遺族様にとって他人に簡単に話すような内容ではないことを。
私たち遺品整理業者もそうです、遺品整理を依頼された場合、作業中に様々な個人情報を目にする機会がありますが、その個人情報や作業内容をご遺族様の承諾なく他人に洩らすとは考えられません。

ホームページ上で見れる簡単な料金表やサービスを比べることは可能ですが、作業員の対応や作業内容の質などは簡単に調べられることではありません。
せめて、ランキング基準、調査方法、対象企業一覧は記載してい欲しいところです。

作業当日と遺品の注意点

作業当日と遺品の注意点

探しても見つからない遺品

作業当日と遺品の注意点

遺品整理作業の全てをご依頼いただく場合と、あらかた必要な遺品の持ち出しや形見分けをすませているといった場合があります。
しかし、どうしても○○だけが見つからない…、必要な物は運びだしたのですが、まだ何か残っているかもしれない…。

何を持って遺品とするか、不用品とするかはご遺族様の判断によります。
私たちから見たら何の変哲もないメモ書きですが、ご遺族様にとっては故人が最後に書き残したメモとして価値を持つ場合もあります。
また、壊れてボロボロになってしまった腕時計でも、故人が愛用していた大切な遺品かもしれません。

要望は全て伝えてください!

遺品整理の当日に、ご遺族様に一つ一つ確認をするのは非常に作業効率を悪くします。
通常、2~3時間での遺品整理が半日以上かかってしまう場合さえあります。
もちろん、大事な遺品を残したい気持ちはわかりますので、何を残すかについては、事前にご遺族様ができるだけ具体的にしていただければ、作業がスムーズに進みます。

当日になって思いだす場合もあるでしょうから、その場合は当日でもすぐにお伝えください。
遺品整理が終わってしまい、後日になって残したいものを思い出しても大切な遺品はもう残っていません。
ですから、どんな小さなことや、ぼんやりした内容でも構いません、要望は全て伝えてください!

遺品整理の費用と相場

遺品整理の費用と相場

遺品整理の料金・費用の目安

遺品整理の費用と相場

遺品整理の費用はどのように決まるのでしょうか?
気をつけておかなければ、予想外の出費になってしまうこともある遺品整理、実際に遺品整理にかかるかかる料金の主な内訳はを理解しておくことは大事です。

  • 運搬費用(遺品を運ぶトラックの使用料など)
  • 回収料金(遺品の回収にかかる費用)
  • 作業費用(分別・梱包・搬出などの費用)

が請求料金となっています。
こうした費用は、遺品の回収・処分する分量や、一戸建てかマンションかなどの条件によっても変動します。

例えばマンションの場合だと、エレベータがあるかないか、ある場合は何基あるのかによって、作業員や作業時間も変わります。
また、一軒家の場合には、駐車場があるかないか、玄関から運び出せない大きな荷物はないか、などによって、料金もおのずと変動します。

基本的には、家もしくは部屋の面積で料金を決めている場合が多く、遺品が不用品が多い場合は料金が割高になる可能性があります。
部屋の面積ごとの遺品整理の相場としては次の様になります。
1K、1DKの部屋の場合、作業員は2名ですが、遺品の量が少ない場合は1人で対応致します。
1LDKから作業員が3人程度が標準ですが、遺品の量が少ない場合は2人で対応するのではないでしょうか。
2LDK以上になると、作業員は4名程度は必要になり、部屋数や面積、遺品の量によって作業員は増えて行くでしょう。

遺品整理と変わって、ゴミ屋敷などの場合、部屋の面積ではなく分量の目安に変わってきます。
例えば、1t未満や2t未満からといった料金目安になります。

遺品整理の一般的な相場の目安

遺品整理

広さの目安 作業員人数の目安 料金目安
1K~1DK 1名~2名 40,000円~100,000円より
1DK~1LDK 2名~3名 120,000円~160,000円より
2DK~2LDK 3名~4名 180,000円~240,000円より
3DK~ 4名~5名 260,000円~320,000円より

上記は相場であり、遺品の量や作業人数、遺品の買い取りなどによって変動します。

良い遺品整理業者の条件

良い遺品整理業者の条件

遺品整理業者選びでのポイント

良い遺品整理業者の条件

遺品整理を行う上でもっとも重要なことは、良い業者に依頼をするということに尽きます。
大切な方の遺品を扱ってもらうわけですから、ちゃんと見積もりを出してもらい、知識や接客態度などもチェックしておく必要があります。
中には ”どうせ処分するのだから” といって不法投棄するような悪徳業者や、高価な品物をくすねる業者もあるので、業者選びには注意しましょう。

遺品整理業者は地域密着がいい

地元密着型のような遺品整理業者の場合、全国規模と違ってその土地の慣習や地域事情に詳しいため比較的トラブルは低いと言えます。
それだけ地域のお客様との信頼を重ねてきたということです。
しかし、営業年数が古いからといって安心はできません、近年では遺品整理業者への新規参入が多く、営業年数だけではわからない部分や、ベテランの遺品整理人が独立された場合もあります。
知識や人柄が一番重要なのかもしれません。

許認可の確認は重要

遺品のリサイクルや買い取りなどには ”古物商の許認可” が必要になります。
遺品整理業者を選ぶ際、ホームページ上で公開しているはずです。
古物商は持ってますと言われても安易に鵜呑みせず、 ”古物商の許認可番号” を記載しているか確認してください。

古物商の許認可番号はこちら

作業前の見積と説明がしっかりしている

現地での立ち合いをせず、簡単に「○万円で出来ます!」などと安請け合いをするような業者は要注意です。
実際の作業をした後で、追加料金として高額な遺品整理料金を請求されたといったケースもあります。
また、不用品処分とといって作業は下請けに丸投げし、ご遺族様の確認もなく全て処分してしまったというようなトラブルもあります。

  • 何人で作業するのか?
  • 日数はどれくらいかかるのか?
  • 貴重品などが出てきた場合、どのように連絡してくれるのか?
  • 判断が難しい遺品の場合の対処は? など

見積書の内容や気になることがある場合、依頼を決める前に細かく確認しておきましょう。

安すぎる見積金額は要注意!

遺品整理の料金は業者によって驚くほど変わります。
その中でも遺品整理で特に注意しなくてはならないのが不用品の処分です。
私たち遺品整理業者は回収した不用品は当然に決められた方法で処分しなければならず、不用品の処分に必ず費用が発生します。
しかし、このような安すぎる遺品整理業者は、後から高額な請求をしたり、不法投棄されたことによって、遺品からご遺族様の身元が分かり、遺品整理業者だけではなく、ご遺族様も法的責任を科せられる場合があります。

遺品整理作業料金はこちら

スピード重視の作業は遺品の扱いが雑

遺品整理は、ただ遺品を片づけるだけではなく、故人の遺された品々をひとつひとつ確認する丁寧で時間のかかる作業なのです。
スピードを重視するあまり、物と物に埋もれている貴重品や、大切な書類などが発見されないまま処分されてしまう可能性もあります。

  • 財布や現金などがそのままにされていないか
  • 本棚や本の間に手紙や写真が挟まっていないか
  • 上着のポケットや机の引出しに故人の愛用品などが入っていないか
  • 箱の中に大切な書類が入っていないか
  • ご遺族様に宛てたメッセージや遺言書などはないか

遺品整理とは、故人の遺された品々をひとつひとつ丁寧に確認いたしますので、とても時間のかかる作業なのです。

ご遺族様の事情や要望に対して柔軟に対応できる

遺品整理はご遺族様それぞれの家庭によって様々な事情があります。
遺品のお焚き上げをして欲しい、近隣に迷惑がかからないようにして欲しい、供養形見分けをしたいが親族が県外にいるなど、ご依頼の分だけ要望があります。
パートナーズでは、遺族の方の事情や要望に対して、柔軟に誠実に対応できるように心がけております。
何よりもご遺族様の要望を第一に考え、作業を行う姿勢が大切だと思います。