エンディングノートについて考える

エンディングノートとは?

エンディングノートについて考える

2011年10月に「エンディングノート」という映画が公開されました。
エンディングノートとは、自分にもしものことがあった時のために、伝えておきたいことをまとめておくノート!
近年、終活の第一歩としてエンディングノートの認知度が高まっています。

エンディングノート-ending note-は和製英語で、直訳すると”最期の覚え書き”といった意味になりますね。
人生の記録や、残された人に伝えたいメッセージを記入することができます。

近年では、このエンディングノートを普及させようと様々な活動が行われ、60才以上の方を対象にしたある調査によると、エンディングノートを知っている人は65%と半数以上の方に認知されているものの、実際にエンディングノートを書いている人は6%にすぎないのだそうです。

無理して書く必要はない

エンディングノートの選び方、正しい書き方なるサイトやブログを多数見かけるようなりました。
その中で、PDFダウンロードや印刷して書きましょう!と記載されていますが、パソコンに詳しくない人にとっては何のことか分かりません。
エンディングノートの最大の難関は ”書き始めること” これが最大のポイントなのです。

エンディングノートの内容にあまり違いはありません。
遺品整理業者から無料で貰えるものから本革製の高額なものまで色々な種類がありますが、こだわりがなければ遺品整理業者から無料で貰えるエンディングノートを活用しましょう。

一気に全てを書き上げる必要はありません。
関心があることから少しずつ、家族や親族が遺品整理や形見分けをする際に、伝えたいことやメッセージだけでも十分なのです。
きっかけがないとなかなか書き始めることができない人も多いでしょうから、まずはメモ帳がわりに使ってみてはいかかですか?